かメ人間 ... http://www.geocities.jp/kamekurabakufu/

ニッキソニックなので日記を書かなければなりません。それは分かる。ニッキが日記を指すのは明らかであります。しかしソニックの部分も掘り下げていきたい。ニッキソニックという名であるからにはニッキとソニックの融合を目指したイベントだと考えています。僕はソニックを軽視したまま前に進もうとは思いません。しかし元となるソニックを僕は良く知らないのです。断片的に得た情報から推察するに、なんかロックイベント? 野外ライブ?そんな感じ。縁が遠くあります。とりあえずそれらの物に対する貧困なイメージングにより僕はこのニッキソニックで観客(貴方)に向かってダイブしたり鶏の死骸を投げつけたり「愛すべきクズども(貴方がた)」と叫んだりするのでしょう。しますでしょう。もしかしたら「ソニックというのはそういう物ではありませんよ」なんて指摘があるかもしれません。結構です。間に合ってます。今必要なのは僕にとってのソニックを確立する事で、貴方のソニック感を僕に押し付けないで下さい。例えそれが真実であっても。そう言ったならば、次に貴方は「真実を告げる事の何処がいけないの?」と考えるかもしれません。ああ、それ来るの。そう来ますの。鏡をご覧なさいな。ガリレオ気取りで口を歪ませた、その醜い表情。自らの邪悪さに気付いてはいない。臨終の床にあるコロンブスの耳元で「あれはインドじゃありませんよ…」と囁く悪鬼。コロンブスの絶望を喰らい、次なる獲物を求めて闇に溶け行く。所詮お前はその程度だよ。

それはさておき僕にとってのソニックを開催します。ダイブしたりします。しかしインターネット上にアップされるこの文章の中でいう貴方は何処に居ますか? 何処にも居ませんか? モニタに向かってダイブしたところ頭頂部が腫れてしまったので物理的なダイブは諦めます。なので貴方と繋がっているであろう場所、インターネットにダイブしたところ台風が太平洋に抜けたらしいニュースが目に入りました。ここから分かるのは、既に締め切りが過ぎている事だけです。失敬失敬。まあ後でちゃんと謝っとくよ。良いから良いから。良いから…。OK。ほんで次に為すべきは鶏の死骸っすわ。ビタンビタン投げますわ。鶏の死骸って何処で調達しますの。そうね。近所の小学校なら…。いや、それはロックというより何か別の存在に近づくのでやめておきます。肉屋。肉屋ならある。行ってきた。投げた。詳しくは聞かないで欲しい。今モニタ拭いてる。なかなか油分が取れない。モニタが虹色に光っている。レインボウ。それもまたロック、ソニックだ。

そして最後に「愛すべきクズども」と叫んだりする。これは簡単に思える。虹色に光るモニタが早く叫べと催促する。しかしどうも引っ掛かる。愛すべき、とは。何かがおかしい。レインボウに包まれながら考える。今気付いた。愛にすべきは似合わない。愛しているなら良い。愛するクズどもと躊躇いなく叫べるだろう。しかし愛すべきなら、貴方がたを愛していない僕が義務か何かで貴方を愛さなければいけないように取れてしまう。僕は確かに貴方を愛してはいない。顔も名前も知らない人間を愛せるはずが無い。もし出来るというなら、それは不実だ。けれど義務で人を愛する事もまた誠実ではない。愛とはもっと、自然な感情だと思う。得体の知れないソニック的な存在に作為的な愛を植え付けられる謂れは無い。僕の心は自由だ。でも待って。自由だからこそ思うの。僕は今、貴方を愛していないだけで、貴方を愛せない訳じゃない。押し付けられる愛に反発(それもまたロックだ)はするけれど、愛の可能性を否定しようなんて思わない。愛は何処にでも芽生え、逞しく根を広げる。いつか貴方を愛する日が来たら僕は叫ぼう。その時初めて、僕にとってのソニックは始まるんだろう。愛するクズども。そしてレインボウ。