「らせん状の階段ってちょっとオシャレだね」
「あー、わかる。らせん模様が頬に入ってる人も超オシャレだもんね」
お前のオシャレの基準がわからん。
「強くなりたいなあ。道場にでも通おうかなあ?」
「お好きにどーじょ」
殴る。
「バレンタインデーの憂鬱は本当にどうにかならないのかな」
「学校で反ガーナ教育とか取り入れればいいんじゃない?」
あったまいー。
「昔、ペリカンのカッタ君ってちょっと流行ったよね」
「俺が思うに、あれ門倉から名前取ったんだよ。ペリカンに似てるもん!」
謝れ。
「パンダって繁殖させるのが難しいらしいよ。ぜんぜん交尾しないんだって」
「俺と一緒だ!」
そういうことじゃないと思う。
「こっから僕の陣地!もう入れませーん!バリヤー!バリヤー!」
「バリヤーを解除するのは簡単だけど、別にお前の傍になんて行きたくない」
ええー。
「ノートってだいたい1冊100円ぐらいだよね」
「ということは、うちのマラソン大会だと1キロ走れば10円ぶんだな!」
なんでそんな換算した。
「このゴミ燃えないっぽいけど…いいや、燃えるゴミで出しちゃえ」
「バカ、ダイオキシンが出るだろ!知らないぞ、夜中寝てるときに出てきても!」
もったいないお化けかなんかみたいに言うな。
「ショートニングって説明しにくいなあ…あ、ケーキとかクッキーによく入ってるよ」
「なるほどよくわかった。つまり、食べる人への愛情のことだな?」
わかってねぇー。
「Apeっていうのは類人猿のことだよ。森の賢者も類人猿だね」
「森の賢者?なにそれ?『ハリーポッターと森の賢者』みたいなもの?」
なんだその映画つまらなさそうー。
「冬でも半ズボンって、お前どんだけ神経ニブいんだよ」
「失礼な!スネ毛はちゃんと処理してるんだからむしろ神経質なほうだろ!」
論点がおかしい。
「お前はいっつもオレ流だなー、落合監督を尊敬してるの?」
「その通り。だから今付き合ってる彼女もめちゃめちゃ尻に敷いてくるタイプだよ!」
そこは倣わないほうが。
「ごはんに冷えた味噌汁をかけたものが、郷土料理『冷や汁』の基本形だよ」
「まさにおふくろの味!」
それはどうだろう。
「犬派?それとも猫派?」
「あー、どっちもいいなあー、どっちの耳がついてる娘もすごくいい」
末期か。
「送ってくれるのは嬉しいけど…安全運転で頼むぞ?」
「大丈夫、俺はドリフトとかしない派!でも猫はよく轢く派!」
なんだその派閥。
「お前ん家の母さんってどんな人だった?」
「うちに母さんはいなかった。でも父さんが二人いた」
うわあ深く聞きたいような聞きたくないようなー。